自分は誰からも理解されない。
自分は一人なんだと、
強い孤独感に襲われることはありませんか?
その感情の原因、対処法について、考えてみました。
私が考える、「一人だという感覚」を、具体的例で考えてみましょう。
100戸のあるマンションを想像してみてください。
そこには100戸の家族が入り、その何倍もの人数がそこに住むことになります。
同じマンションでは、部屋の間取りや大きさは似たり寄ったりです。
これはアパートでも同じことですね。
するとそれぞれが、思い思いの家具を置き、インテリアを充実させます。
アジアン調、近代日本風、ヨーロッパ調、南部、北部のアメリカ風、ロマンス風、イギリスやフランスの田舎風、古い日本風など様々な家具や、インテリア商品を置いて居心地の良い空間と実用性を考えて室内を彩ります。
100戸は全て同じものは無いでしょう。
ニトリで買うもの、無印で買うもの、100均でもあるし、輸入雑貨や輸入家具の調度品かもしれません。
これだけ多くの多種多様な商品に溢れているので、探すのも大変です。
あなたがお友達の家に行けば、そこはあなたのものと同じお部屋ではないはず。
どんなに仲がよくても思いは別で、同じではない。
つまり、他者と考えを同じようにするのは、並大抵なことではないということ。
一人一人が違っていいように、あなたも違うのだから、一人であっても仕方がないこと。
そう思うと、違う者同士が認め合って、協力するしかないのです。
そう思えば、理解されない寂しさは、少し薄らぎませんか?
でもやはり、一人になると、寂しくなるものですよね。
それは、太古の昔に遡って考えると、人間が一人でいることは他の動物や人種に襲われる危険があり、
その危険から身を護るための本能が人間には備わっていることに由来します。
現代でも、一人でこのままいたらと、老後の心配をするのは、その本能からです。
信頼のおける人を探すのは、地上に生きていくためには必要ですが、
不安や心配なことは回避できて、順調に生を全うして終わることを願ってもよいかと思います。
誰もが一人であって、今生は充実した人生で終わりたいですね。
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